こんにちは、Re:おじです。
2024〜2025年にかけて、株式市場は「AI相場」と呼ばれる大きな波に包まれました。 日経平均も米国株も大きく上昇し、ニュースでは「株高」「過去最高値更新」といった言葉が並びました。
しかし、実際に投資をしている人の中には、こんな感覚を持った人も多いはずです。
「株高って言うけど、うちの資産は全然増えてない…」 「NISAで個別株を買ってるけど、恩恵を感じない」
実はこれ、あなたが悪いわけではありません。 今回の株高は、“ごく一部のAI関連銘柄だけが市場を押し上げた”という、極端に偏った相場だったからです。
この記事では、
- なぜ多くの個人投資家が恩恵を受けられなかったのか
- NISA人気銘柄とAI相場のズレ
- そして、私自身がオルカンを保有していて感じたこと をまとめます。
■ AI相場の正体は「ごく一部の銘柄だけが上げた相場」
今回の株高は、AI・半導体関連の一部銘柄が強烈に上昇したことが主因でした。
日本株で言えば
- 東京エレクトロン
- ソフトバンクG
- キオクシアHD(上場時)
米国株で言えば
- NVIDIA
- Microsoft
- Amazon
- Meta
- Broadcom
など、ほんの数銘柄が指数を押し上げたという構造です。
実際、みずほ証券系の資産運用助言会社の進藤正毅社長は、 「個別株でAI相場に乗れている個人は5〜6人に1人だろう」 とコメントしています。
つまり、 AI相場に乗れた人は“少数派”だったということ。
■ なぜ個別株投資家の多くは恩恵を受けられなかったのか?
理由はシンプルで、 AI相場の主役銘柄は高額で、個人が買いにくかったから。
- 東京エレクトロン:数十万〜数百万円
- キオクシアHD:上場時は1単元で900万円以上
- NVIDIA:株価が高く、ボラティリティも大きい
こうした銘柄は、 「買いたくても買えない」 「怖くて手を出せない」 という人が多かったはずです。
その結果、 個別株をやっていても、AI相場の恩恵を受けられない人が多数派になった というわけです。
■ NISAで人気の個別株は“AI相場の主役ではない”
ここが今回のポイントです。
新NISAで人気の銘柄は、
- NTT
- 三菱UFJ
- ソフトバンク(通信)
- トヨタ
- JT
といった、高配当・大型・生活密着株が中心。
これらは安定していて良い銘柄ですが、 AI相場の中心ではありません。
つまり、 NISAで個別株を買っている人ほど、今回の株高の恩恵を受けにくかった という構造が生まれました。
※ソフトバンク(通信)とソフトバンクグループ(投資持株会社)は別銘柄。通信株は安定配当、グループ株はAI関連の値動きが中心。
■ 一方で、オルカン(全世界株式)はAI相場の恩恵を“自然に”取り込んでいた
ここで私自身の話になりますが、 私はNISAで オルカン(全世界株式) を保有しています。
オルカンは
- 米国株が約6割
- その中でAI相場の主役であるNVIDIAやMicrosoftなどが高い比率 を占めています。
つまり、 個別株を選ばなくても、AI相場の恩恵を自動的に取り込める構造 になっているんです。
実際、私の資産もAI相場の期間にしっかりと増えました。
このとき強く感じたのは、 「個別株で当たりを引くのは難しいけれど、インデックスなら自然と波に乗れる」 ということ。
■ まとめ:株高なのに資産が増えないのは“あなたのせいではない”
今回のAI相場は、
- ごく一部のAI銘柄だけが上がった
- 個別株投資家の多くはその銘柄を持っていない
- NISA人気銘柄はAI相場の主役ではない という、極端に偏った相場でした。
だから、 「株高なのに自分の資産は増えない」 という感覚はむしろ正常。
そして、 インデックス(オルカン・S&P500)を持っていた人は、自然と恩恵を受けられた という構造が浮き彫りになりました。
■ 最後に
投資は「当てるゲーム」ではなく、 “世界の成長に乗り続けるゲーム” だと改めて感じています。
AI相場に乗れなかったとしても、 次のテーマを完璧に当てる必要はありません。
大切なのは、 長期で成長する市場に、継続して投資し続けること。
その意味で、 オルカンやS&P500のようなインデックスは、 これからも強い味方になってくれるはずです。

