こんにちは、Re:おじです。
今回公表された内閣府の「国民生活に関する世論調査」の結果を見てまず感じたのは、
「生活は少し良くなっている。でも将来への不安は依然として大きい」
ということです。
私自身もNISAによる資産形成や健康管理、FP資格の勉強を続けていますが、今回の調査結果は多くの人が感じている現実をよく表しているように思いました。
生活満足度は改善
調査によると、現在の生活に対して「満足」「まあ満足」と回答した人は51.4%となり、前年より改善しました。
また、
- 去年より生活が向上している:5.4%
- 去年と同じくらい:62.6%
- 去年より低下している:31.6%
という結果でした。
生活が「低下している」と感じる人は減少しており、近年続いている賃上げの効果が少しずつ表れているのかもしれません。
所得への満足度も上昇
所得・収入について「満足」「まあ満足」と答えた人は35.7%となり、前年より改善しました。内閣府も賃上げの広がりが寄与したと分析しています。
数年前から大手企業を中心に賃上げが続いており、私の勤務先でも給与改定の話題が増えています。
しかし、数字をよく見ると別の姿も見えてきます。
所得・収入に対して「不満」「やや不満」と回答した人は63.7%もいるのです。
つまり、
給料は上がったけれど、満足できるほどではない
と感じている人がまだ多数派ということになります。
将来不安の正体は「資産・貯蓄」
さらに気になったのが資産・貯蓄に関する結果です。
資産・貯蓄に「満足」「まあ満足」と回答した人は29.6%に対し、「不満」「やや不満」は70.0%でした。
実に7割もの人が、資産形成に不安を抱えていることになります。
ここ数年、
- 物価上昇
- 社会保険料負担の増加
- 老後資金への不安
- 年金制度への不安
などの話題を目にする機会が増えました。
給与が増えても、それ以上に将来への心配が大きければ安心感にはつながりません。
むしろ、
「将来のためにもっと貯蓄しないといけない」
という気持ちが強くなっている人も多いのではないでしょうか。
SNSでは「新NISAの成長投資枠まで埋めた」「資産1,000万円を達成した」といった投稿を目にする機会も増えました。
そうした情報に刺激を受ける一方で、自分はどこまで資産を増やせば安心なのか分からず、不安を感じる人もいるのではないでしょうか。
本当の不安の正体は、資産額そのものではなく、将来に必要なお金が見えにくいことなのかもしれません。
老後にいくら必要なのか、年金はいくら受け取れるのか、インフレが続いたら今の貯蓄で足りるのか。
その答えが見えないからこそ、不安は大きくなります。
実際、今回の調査結果でも所得への不満より資産・貯蓄への不満の方が高くなっています。
これは単に「収入が少ない」という不満ではなく、
「将来に本当に必要な金額が分からない」
という不安の表れなのかもしれません。
だからこそ近年は、新NISAやiDeCoなどの制度に注目が集まり、自分自身で資産形成を進めようとする人が増えているのではないでしょうか。
私自身が感じること
私は現在、
- 新NISAでの長期積立投資
- ランニングによる健康管理
- FP資格の勉強
- お酒やおつまみ代の見直し
などを続けています。
これらはすべて、
未来の自分への投資
という共通点があります。
若い頃は「今を楽しむ」ことを優先しがちでしたが、50代になると健康・資産・働き方など、将来に向けた備えの重要性を強く感じます。
今回の世論調査の結果を見て、
「将来が不安だからこそ、自分でできる備えを続ける人が増えている」
そんな日本人の姿が数字に表れているように思いました。
まとめ
今回の国民生活に関する世論調査から見えたのは、
- 生活満足度は改善傾向
- 所得への満足度も改善
- しかし所得への不満は依然として6割超
- 資産・貯蓄への不満は7割
- 将来への安心感はまだ十分には回復していない
という現実でした。
賃上げは確かに良いニュースです。
しかし、本当に求められているのは給与の増加だけではなく、
「将来に安心を持てる社会」
なのかもしれません。
そして、その安心を遠ざけているのは、お金の不足だけではなく、
「将来にいくら必要なのか分からないこと」
なのではないかと私は感じました。
私自身も焦らず、NISAや健康管理を続けながら、一歩ずつ将来への備えを積み重ねていきたいと思います。
Re:おじのひとこと
生活満足度や所得満足度は改善している一方で、資産・貯蓄への不満は依然として高いままでした。
収入を増やすことも大切ですが、それ以上に「自分に必要な備えはどれくらいなのか」を知ることが、将来不安を減らす第一歩なのかもしれません。
私もFPの勉強や資産形成を続けながら、自分なりの答えを探していきたいと思います。
参考資料
- 内閣府「国民生活に関する世論調査(令和8年10月調査)速報」
https://survey.gov-online.go.jp/living/202610/r08/r08-life/
※記事中の数値は上記調査結果を基に引用しています。考察・意見については筆者(Re:おじ)の見解です。

